ビットコイン(bitcoin/BTC)とは? ~新しい時代のデジタル資産~

ビットコイン(bitcoin/BTC)とは国、金融機関などの中央管理期間を持たないデジタルの資産です。中央管理者を持たない替わりにP2P(ピアーツーピアー)のネットワーク上で支払いなどが行われる新しい資産です。その技術を支えているのはブロックチェーンと呼ばれるオープンソースのソフトウェアです。

ビットコイン(Bitcoin)を支える仕組み~ブロックチェーン~

ビットコイン(Bitcoin)を支える技術としてブロックチェーンを避けて通ることが出来ません。ブロックチェーンとはデータのブロックがチェーン状につながって管理されるところが名前の由来です。このブロックチェーンの特徴を以下の3つがあります。
*以下の3つの特徴についてはこちらページ(ブロックチェーンとは)で紹介します。

  • P2P(ピアツーピア)方式と分散型台帳技術(Distributed ledger technology / DLT)
  • 暗号化技術
  • 分散型合意形成アルゴリズム(コンセンサスアルゴリズム)〜プルーフ・オブ・ワーク

これらの技術を使用してビットコイン(Bitcoin)は従来の金融サービスには欠かすことのできなかった企業管理の中央サーバーや台帳を介さずに、各ノードが暗号化された台帳データを共有して、取引の履歴を管理していく仕組みを確立しました。またピアツーピアーのような分散型コンピューティングの環境でもプルーフ・オブ・ワーク(Proof of work)というコンセンサスアルゴリズムを導入することで悪意のあるデータの改ざんなどを防ぐことができます。上で紹介した技術に真新しいものはなく、既存の技術を組み合わせたものになります。やはり、革新的なプロダクトや技術は既存の技術の組み合わせで誕生するんですね。

ビットコイン(bitcoin/BTC)と法定通貨の違い

ビットコイン(bitcoin/BTC)とはインターネットを介して使用するデジタルマネーです。円やドルのように通貨や紙幣を持たないデジタルのデータです。
2008年にサトシナカモト(Satoshi Nakamoto)という個人 or 団体によって提唱されて2009年1月に誕生しました。その後、同じ年に初めて、法定通貨と交換レートが表示されたと言われており当時は1BTC = 約0.07円だったと言われている。
ビットコインと円などの法定通貨との違いは以下などがある。

  • 国や政府などの管理団体がいないです。そのために政治、国同士の政治情勢に左右されづらいです。
  • ビットコイン(bitcoin)は発行量に上限があるがあります。2140年にその発行上限に達すると言われており、発行上限は2,100万BTCとなっています。一方、法定通貨は上限が決められていないので国の政策によってコントロールされる。

ビットコイン(bitcoin)と電子マネーの違い

2017年の4月にビットコインは日本の資金決済に関する法律(資金決済法)の項目に追加されました。この資金決済法では商品券や電子マネーについて定義した法律であるために、多くの人がビットコイン を電子マネーなどのプリペイド支払いと同じグループだと認識されたかもれません。

また取引の際に貨幣や紙幣のような物理的なやり取りがないので電子マネーのグループに混同されるビットコインですが、電子マネーとは異なります。なぜなら電子マネーの価値の根拠は法定通貨にあるからです。例えば、交通系の電子マネーで1000円の支払いをしようと思うと支払う前に1,000円(法定通貨)をチャージしないと使用出来ません。ビットコイン(bitcoin)はそれ自体に価値があります。例えていうならば、日本円や米国ドルのような通貨の一つとようなものなのです。

ビットコイン(bitcoin)の通貨単位

ビットコインの通貨単位はBTC(ビーティーシー)と表記されます。2019年9月時点でのレートでは1BTCは日本円で以下の通りでした。
・1BTC =  約100万円

ちなみにビットコインは大文字と小文字で始まるかで指すものが変化してきます。
Bitcoin…ネットワークやプロトコル
bitcoin…通貨、通貨単位

ビットコイン(bitcoin)には、1BTCをよりも小さな単位に分けることができるという特性があります。この特性はDivisible(ディヴィシボー)と呼ばれます。1ビットコインを分けられる最小単位は0.00000001ビットコインです。小数点以下8桁まで分けることができます。上が現状、最もポピュラーに使用されている表記になります。
また、ビットコイン(bitcoin/BTC)の最小を表す単位にSatoshi(サトシ)というのがあります。現状は1Satoshi = 0.00000001 BTCとなります。円に換算すると以下のようになります。
1 Satoshi = 0.01円*
*1BTCが約100万円の場合

BTCもSatoshiも法定通貨とのレートによって変更してきたようです。2010年は0.01BTCが1Satoshiだったんだったそうです。価格の変動に応じてSatoshiが変化するようです。また、他にも以下のような単位があります。

単位読み方BTC換算円換算*
Satoshiサトシ1Satoshi = 0.00000001 BTC1Satoshi = 0.01円
mBTCミリビットコイン1mBTC = 0.001 BTC1mBTC = 1,000円
μBTCマイクロビットコイン1μBTC = 0.000001 BTC1μBTC = 1円

*1BTCが100万円と仮定


ビットコイン(Bitcoin)の歴史 

ビットコイン(bitcoin/BTC)になれなかった提案やプロトコルは過去にいくつかありましたのでリストアップします。ビットゴールド(bitgold)が一番、構造的にビットコインに近いと言われています。

ビットコイン(Bitcoin)の起源

2008年のリーマンショックの際にSatoshi Nakamoto(サトシ ナカモト)と名乗る個人 or 団体が発表した論文を基に出来た新しいお金(資産)です。
この世で初めて実用的に使用された暗号資産/仮想通貨はビットコイン(bitcoin)とされていますが、そのビットコイン(bitcoin)の一番最初のブロック(ジェネシス・ブロック)は2009年1月3日に作られました。これは、2007年から2008年にかけて大手の金融機関が経営難に陥った時期と重なります。
既存の金融の仕組みが必ずしも機能しない事が明らかになったことが、ビットコインが生まれた理由ではないかとする見方が存在します。

ちなみに2008年の論文を元にビットコインのシステムを作成したのはハル・フィニーというコンピューターサイエンティストです。彼が2009年1月に彼がシステムをリリースして、Satoshi Nakamotoから最初のビットコインの送金を受け取りました。

ビットコインピザデー~初めてビットコイン(bitcoin)の決済で物が買われた~

2010年5月17日にフロリダ在住のLaszlo Hanyeczというエンジニアがビットコインでピザを買いたいとネットに投稿したところ、Jeremy Sturdivantがそれに応じて投稿の5日後である2010年5月22日にドミノピザのピザ2枚と10,000BTCを交換したことから、この日がビットコインピザデーと呼ばれるようになりました。これが記録が残っている最初のビットコインと物が交換された出来事だと言われています。
ちなみに当時の10,000BTCは約41$の価値だったそうです。ちなみにこのビットコインピザデーの2ヶ月前に10,000BTCが50$でオークションに出されたのですが買い手がつかなかったようです。

バグやハッキング

以下のようなハッキングの歴史を乗り越えて今日のビットコインがあります。

年月内容
2010年8月ビットコインのバグにより1,840億円BTCが偽造される。
2012年3月Linode社のサーバーから50,000BTC
2012年9月ビットフロアーがハッキング被害を受ける。約24,000BTCが損失。
2013年3月ビットコインのバグによりハードフォークする。
2014年2月744,000 BTCが盗まれて当時、最大規模の仮想通貨取引高であったマウントゴックス(Mt.Gox)が民事再生法を適用して破産。
2014年3月ポロニエックスがハッキング被害を受ける。約6,000万円相当のBTCが損失。
2015年1月Mt.Gox後に最大規模の仮想通貨取引高であったBitstampがハッキング被害を受ける。約500万円相当のBTCを損失。
2016年8月Bitfinexがハッキング被害を受ける。約119,756BTCが損失。
2017年7月ビッサムがハッキング被害。約1億1000万円相当の仮想通貨が損失。
2017年9月イーサデルタがハッキング被害。約800万円相当の仮想通貨が損失。
2018年1月Coincheckがハッキング被害を受ける。約580億円相当の仮想通貨を損失。
2018年9月Zaifがハッキング被害を受ける。約70億円相当の仮想通を損失。
2019年7月ビットポイントジャパンがハッキング被害を受ける。約33億円相当を損失。

上で全てカバーは出来ていませんが比較的に被害額が大きいものをリストアップしました。個人的に気になったのは日本の仮想通貨交換業者が軒並み、マウントゴックス倒産後(半年以内)に創業していることでした。

以上になります。
こちら最近投稿した記事も是非ご覧ください。

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