facebookが発行する仮想通貨Libra(リブラ)とは?

リブラ(Libra)とは?

2019年の6月、SNSサービスを提供しているfacebookが独自の仮想通貨を発行予定と発表しました。そのfacebookの発行する通貨はLibra(リブラ)といい、facebookとその関連サービスで利用される予定とのことです。

2018年12月時点で、全世界での月間アクティブユーザー数が23億人を超える発表しているfacebook。中国やインドの13億を遥かに超えるユーザー数を誇っています。
https://about.fb.com/ja/company-info/

その彼らが通貨を発行したら下手な国家よりも凄い経済圏作ってしまいそうですね。
今回はそんなLibra(リブラ)を解説する記事を書いていきたいと思います。

Libra(リブラ)の語源は?

リブラは古代ローマの重さを測る単位が語源となっています。日本では馴染みがない重さを測る単位にポンドがあります。
この単位を表す記号としてlb(エルビー)が利用されていますが、これはLibraから来ています。

Libra(リブラ)はどのような種類の仮想通貨なのか?

どのように使用できるようになるかは不透明ですが、facebookとその関連サービスの支払い手段になる可能性一言でステーブルコインです。

ただ代表的なテザーなどと大きく異なる点は一つの法定通貨にペッグされているのではなく、預金や短期国債など、価格変動率の低い資産の集合体によって資産価値の裏付けを行なっている点です。リブラの価値を裏付ける資産をLibraリザーブといい、このLibraリザーブは通貨バスケットを採用しています。

Libra(リブラ)が採用している通貨バスケット制

リブラは価値の裏付けをLibraリザーブしており、これはステーブルコインのペッグ制よりも若干複雑なものになります。通貨バスケット自体は新しい概念ではなく昔からあった考えで、通貨価格の変動によるリスクを最小限にするために利用される仕組みです。現在でもロシア、中国などが通貨バスケット性を採用しています。

Libraはfacebookによって運用されるの?

Libraはfacebook子会社のCalibra(カリブラ)とリブラ協会の2つによって管理、運用される予定です。

Calibra(カリブラ)とは?

Calibraは仮想通貨リブラの専用ウォレットサービスの名前です。カリブラにはもう一つの側面があり、ウォレットサービス提供している会社です。初めはスタンドアローンなウォレットサービスの提供から始まりますが、facebookの持っているwhatsAppやmessengerとの統合を目指し、開発を進める予定だそうです。

なぜCalibra(カリブラ)が設立されたの?

カリブラ設立の目的は以下の2つになります。

  • facebookのソーシャルデータとLibra(リブラ)の財務データを分けて管理する
  • Libraネットワークをベースにしたサービスを開発運営するため

もしこれが上の目的の通りに管理されなくなったらfacebookは最も優れたデジタル広告出稿先になるでしょう。個人情報の管理などで騒動が多いだけに適切に運用されないと大きな事件に繋がる可能性がありますね。

Libra協会とは?

仮想通貨リブラを監督するために作られた協会です。この中にVisaやMasterCardやPayPalなどの決済系サービスの企業参画予定があったために2019年6月の発表当初はかなり話題になってました。Libraのホワイトペーパーでは協会メンバーは2020年前半までには100社を超える予定だそうです。

しかし前途多難なようです。当初Libra協会加盟に名乗りをあげていた決済系Visa、MasterCard、PayPal、Stripeなどが相次いで脱退を表明しています。

Libraブロックチェーンとは

ホワイトペーパーによるとLibraブロックチェーンの要件は以下のようなものだ。

  • 大きいストレージ = 高いスケーラビリティを実現
  • 堅牢なセキュリティ
  • 柔軟性,Libraのエコシステムのガバナンスを可能にする

上を要件を満たすようにLibraブロックチェーンを開発するために以下の3つのアプローチを用いるようです。

  • 「Move」というプログラミング言語を利用する
  • ビザンチン・フォールト・トレランス合意アプローチを使用する
  • 一般的なブロックチェーン構造を利用する

Libraの将来を占う上で注目すべきことは?

Libraの今後を占う上で注目すべき点FRBなどの規制団体とのやり取りになってくると思います。
彼らは基本的に規制団体と協調してプロジェクトを進めていくと言っています。そことのやり取りからは目が離せません。べきまだLibraリザーブがどの資産で管理されるか明確なポートフォリオが確定していないようだが、米ドルの占める割合が多いと言われています。テザー事件の影響で規制当局もかなり慎重に進めており、この通貨バスケットの定義とどう管理するかを厳しく説明を求めると思われる。

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