ステーブルコイン(stablecoin)とは?

ステーブルコインとは?

ステーブルコインとはその価値を外部の原資産や法定通貨によって裏付け、ペッグされた仮想通貨のことを言います。
テザーやfacebookが発行する仮想通貨Libra(リブラ)などを知った際にこのステーブルコインという言葉を聞いた方も多いのではないでしょうか?

目次

ステーブルコインは誕生の背景にあったものは?

ビットコインをはじめとする仮想通貨は現状とても価格の乱高下が激しい通貨です。2019年のマーケットを振り返っても4月までBTCJPYが50万円を切っていたかと思うと、7月には一時、150万円まで上昇して復活の兆しがあったかと思うと8月以降には明るいニュースがなく現状80万円代まで下落しているという日本円や米ドルなどの法定通貨と比較すると考えられないくらいのアップダウンがあります。

そのため、現状気軽に支払いに利用しずらいのが、ビットコインをはじめとした仮想通貨の課題だったのですが、その乱高下をあまり気にすることなく支払いに利用できる通貨としてステーブルコイン(stablecoin)が生まれてきました。

ステーブルコインの中でも知名度が高いのがTether Limited社の発行するテザー(Tether/USDT)かと思います。この通貨は1USDT = 1USDとなるように価値が固定されている通貨です。

ステーブルコインはどのように機能するか?

上のTetherの話でも出たようにステーブルコインは準備資産によって価値を保証されている通貨です。法定通貨以外にどのようなもので価格の安定を図っているかを説明させて頂きます。大きく以下の3つに分類されます。

法定通貨に担保されているステーブルコイン

銀行のような中央の管理人によって管理している資産によって担保されているものである。これはテザーなどの価値を保証している方法です。

仮想通貨に担保されているステーブルコイン

仮想通貨によって担保されているものもステーブルコインの一種としては存在します。価格の安定がステーブルコインの目指しているところなのに仮想通貨で担保されても。。と感じる方もいらっしゃるかもしれません。この問題を解決するために超過担保によって少しでも仮想通貨のボラティリティを反映させない仕組みを作ろうとしています。例えば、テザーでは1USD = 1USDTというペッグになっていますが、この超過担保では2USD = 1USDTとペッグするイメージです。
*あくまで例えで、テザーは1:1の割合でペッグされています。

無担保のステーブルコイン

最後に準備資産を完全に廃止したステーブルコインがあります。このタイプのステーブルコインは供給量を調整することで価値を担保しています。供給で価格調整している部分の考え方は法定通貨にかなり近いものがあるかと思います。

なぜステーブルコインが注目を集めたのか?

ステーブルコインが人気になった背景として仮想通貨トレーダーの安全な仮想通貨ウォレット内の資産の管理方法として支持を集めるようになりました。
仮にBTCJPYの価格が70万円から、60万円に下落しそうだとトレーダーが予測した際に持っているBTCをステーブルコインに変換して、実際に60万円になった際にステーブルコインからBTCを買い戻すことで10万円分の損失を防ぐことができます。これと同じプロセスをBTCと法定通貨でも出来るのですが、法定通貨が絡んでくると銀行などの機関を挟むので手数料が高くなったり、時間がかかったりするなどのデメリットが発生しますが、ステーブルコインで処理をするとこのデメリットを感じることが少なくなります。

ステーブルコインの弱点は?

カウンターパーティーリスクが大きな弱点となります。テザー社でも問題なりましたが、テザー(Tether/USDT)は 1USDTが 1USDにペッグされているからこそ、多くのユーザーが安心して利用していましたがBitfinexがUSDTを仕入れた際に、テザーがその分のUSDを準備をしていなかったという疑いが出ました。つまり、実はペッグされていないのではということになりテザーの信頼を大きく損ねました。

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